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液量不足による、バッテリー事故に注意!

 

95年:24件 96年:23件 97年:32件 98年(7月まで):29件 

なんと!3年半で108件ものバッテリー破裂事故が起きています。

破裂・爆発原因の80%以上が液減りです。破裂・爆発防止のため、日常の液面点検が必要です。

液面のバラツキや補水回数が増加したら、トラブル防止のためバッテリー交換をお勧めします。

なぜ液がへるのか?

この現象は、主に充電中(走行中)に起こります。

液が減ってしまうのは、バッテリーが持つ容量以上に充電エネルギーが加えられた時(過充電時)に、

液中の水が酸素ガスと水素ガスに分解されてしまうからです。

また、自然蒸発によって液が減ります。したがって、バッテリーの設置温度が高い場合や、

バッテリーの使用頻度が高い場合(昼夜間点灯、保冷装置、パワーゲートなどの深い充放電用途)、

また、バッテリーの寿命末期には、短期間で液が多く減ります。

このように、バッテリーを使用時は液が減りますので、液面の日常点検が必要です。

破裂の原因(以下のプロセスによりバッテリーが破裂することがあります)

(1)バッテリー液が不足していると・・・

規定量以下の状態で使用を続けると、バッテリーの金属部分が露出し、劣化が進みます。

(2)劣化部品から火花が発生し・・・

劣化がさらに進むとスパーク(火花)が発生することがあります。

(3)内部のガスに引火する。

スパークがバッテリー内部に溜まっている水素ガスに引火して爆発することがあります。

液面の点検のしかた(バッテリーの側面から点検する場合)

水で湿らせた布で液面線の周囲を清掃し、

液面が「UPPER LEVEL」(最高液面線)と「LOWER LEVEL」(最低液面線)の間にあることを確認してください。

乾いた布で清掃すると静電気により引火爆発するおそれがあります。

液面が「UPPER LEVEL」と「LOWER LEVEL」間の半分以下に低下している場合は、

ただちに「UPPER LEVEL」まで精製水(市販のバッテリー補充液など)を補水してください。

補水後は、液口栓をしっかり締めてください。

液面の点検のしかた

(バッテリーの側面から点検できない。または側面に「UPPER LEVEL」の表示がない場合)

バッテリー上部にある液口栓を外して注液口をのぞき、液面点検をしてください。

スリーブに液面が届いていない時は、必ずスリーブの下端まで精製水(市販のバッテリー補充液など)を

補水してください。

万一、「UPPER LEVEL」またはスリーブ下端を越えて補水してしまった場合は、

「UPPER LEVEL」またはスリーブの下端までスポイトなどで抜き取ってください。

抜き取った後は、重曹(重炭酸ソーダ)などで中和した後、多量の水で洗い流してください。

または、バッテリーメーカーにご相談ください。

万一、バッテリーの液面が「LOWER LEVEL」のままで使用してしまった場合は、

内部の部品の劣化が急激に進行し補水して液面を正常に整えてもすぐに液減りしますので、

頻繁に点検・補水してください。

 

バッテリーの液面が「LOWER LEVEL」以下になったままで使用しないでください。

バッテリー内部部位の劣化が進み、バッテリーの寿命を縮めるばかりでなく、爆発の原因となります。

「UPPER LEVEL」以上に補水しないでください。液漏れによる車両損傷や火災の原因となります。

 

 

 


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